令和元年5月23~26日に、昭和薬科大学の串田先生率いる日本の在宅医療にかかわっている薬剤師たち総勢14名で台湾に行ってきました。
 今回の私たちのミッションは、日本の地域包括ケアシステムの中で薬剤師がどのようにかかわっているのか、実際の西東京市の状況を発表することです。
 そのため、西東京市薬剤師会の伊集院会長、西東京市在宅療養連携支援センターにしのわセンター長の高岡里佳氏、薬局ホームケアファーマシー田無店の管理薬剤師(西東京市薬剤師会理事)藤田の3名で参加しました。

 1日目は、3チームに分かれて台北の薬局や施設の見学、2日目は山間部の僻地にある薬局見学や実際の患者宅への訪問同行、3日目は台湾大学薬学部にて日本と台湾の交流シンポジウムといった濃厚でタイトなスケジュールでした。

 台湾を訪れて思ったことが、とにかく皆さん明るい!ということ。施設に入居している方も、デイサービスに来ている方も、みんな明るくて話しかけてくれます。(日本語が上手な方が多い!!)一緒にダンスも踊るシーンも。(満面な笑顔で踊っているのは、にしのわの高岡氏)2日目の患者宅訪問へは、なんとマイクロバスで乗りつけ、参加者全員が患者さんとお話させていただきました。ちょっと日本では考えられない光景ですよね。

 さて、本番の日台交流シンポジウムでは、私たち西東京チームが「西東京市の絆をつなぐオール西東京のまちづくり」といった題名で発表させて頂きました。台湾ではこれから日本を追うように高齢化が進んでいきます。しかし、在宅医療や地域包括ケアシステムといった制度はまだ進んでいない状況であり、日本の取り組みに対してとても興味があるとのことでした。 ご報告したい内容は尽きないのですが、文字数に限りがあるため今回はここまで・・・。ちなみに8月31日(土)に台湾で仲良くなった大学の教授が学生さんを連れて日本に来るそうです。そのときの様子はまた次回ご報告しますので、お楽しみに!!

薬局ホームケアファーマシー田無店 藤田